オンラインカジノの禁止行為を知っておこう

オンラインカジノには、多くの禁止行為や違反行為があることは知っていますか？このページでは、出金拒否やアカウント凍結といったトラブルを未然に防ぐオンラインカジノの違反行為や禁止事項について詳しく解説しています。

オンラインカジノにおける禁止行為とは

オンラインカジノの禁止行為とは、読み飛ばしてしまいがちなサイトの利用規約にも明記されている、オンラインカジノがプレイヤーが行ってはいけないオンラインカジノの違反行為です。

よく、オンラインカジノサイトの評判を実際に利用したプレイヤーが以下のようなコメントをしているのをSNSや掲示板などで目にすることもあります。

• アカウントが停止された
• ボーナスや勝利金が没収された
• 出金できない違法サイト

しかしこれらの書き込みは多くの場合、オンラインカジノ側に問題がないケースともいわれています。実際には書き込みをしたプレイヤー側が何かしらの禁止行為をしたことによる規約違反によって処分があったケースが多く挙げられます。

ここではプレイヤー側してしまうと禁止行為となってしまうオンラインカジノの違反事項を紹介していきます。

登録・入出金にまつわる禁止行為

まずはじめに、オンラインカジノの登録の際に行ってはいけない禁止行為を紹介します。

偽った情報で登録する

オンラインカジノの登録時には、なりすましや未成年の利用、マネーロンダリングの防止などといった理由からプレイヤーの個人情報を正しく登録する必要があります。

これには、フルネームや住所、生年月日、電話番号などが含まれます。オンカジのアカウント情報における虚偽登録は不正登録とみなされやすい項目です。

初回出金時には、本人確認（KYC）による身分証明書や住所証明書の提出によって厳格な本人確認審査が行われるため、その時点で気づかれることがほとんどです。出金申請の後に発覚した場合は、勝利金の没収といったケースもあり得ます。

しかし、故意ではなくミスによって登録後に間違った情報を登録してしまったことが分かった場合は、サポートに問い合わせることで修正してもらえることがほとんどです。

2つ以上のアカウントを登録する

オンラインカジノの規約では、一人のプレイヤーが同じカジノサイトで複数アカウントを作る行為は禁止行為です。

理由としては、オンラインカジノが提供するボーナスが取り放題になってしまうためです。特に、複数のアカウント作成により、入金不要ボーナスが取り放題になってしまうと、無限にボーナスマネーを獲得できてしまいます。

しかし、近年オンラインカジノは増え続けていることから昔登録した記憶はあるけれど定かではないといったケースも出てくるかもしれません。そういった場合は、サポートに問い合わせることで確認してもらえるため、トラブルを防ぐことができます。

第三者名義のクレジットカードで決済する

オンラインカジノでは、決済の不正利用を防ぐ目的で、登録者と同じ名義のクレジットカードを利用する必要があります。

オンラインショッピングなどでは、家族や知人などの許可をもとに自分名義以外でのクレジットカードを使ったりすることもあるかもしれませんが、オンラインカジノの場合は、入金に使えるクレジットカードは登録者本人の名義のものだけを利用できるという決まりになっています。

同居している家族や、家族で使っている共通のクレジットカードだとしても、オンラインカジノではマネーロンダリングや不正なログイン防止の観点から本人名義ではないカードを使うことは許されません。

発覚すると、最悪アカウントが閉鎖されたり勝利金が出金されないといったことも起こります。

これを知らずに他人名義のクレジットカードで決済してしまった場合はできるだけ早くサポートに連絡して事情を説明しましょう。その後はオンラインカジノの判断にもよりますが、使用時期に経緯を説明することで最悪の状況を免れる可能性もあります。

不要なトラブルを防ぐためにも、クレジットカードを使う場合は必ず本人名義のものを利用しましょう。

他人名義の口座に出金する

オンラインカジノではマネーロンダリング防止の観点から、入金と同じ方法での出金がされます。そのため、他人名義の口座へ出金することは出来ません。アカウントの名義と異なる出金申請があっても承認されず出金拒否されてしまいます。

他人名義のその他決済手段を利用する

オンラインカジノでは、他人名義の口座に出金できないことから、家族や友人から同意があった場合であっても第三者の決済方法を利用して入金することは禁止行為です。他人名義の決済を利用したことが判明した場合は、出金拒否やアカウント凍結の恐れもあります。

マネーロンダリングを行う

マネーロンダリングとは、犯罪組織や不正をはたらく個人が違法行為によって得た資金の出どころを隠す目的で行う行為や資金移動を指し、資金洗浄とも呼ばれています。

具体的には、違法行為や不正行為によって得た資金を、架空の人物や会社・機関になりすまし、多数の銀行口座や決済手段を通したり、株や債券などを購入や寄付などといった正当な手段でその資金を得たと主張することです。

つまり、悪質なプレイヤーや犯罪組織がオンラインカジノの入出金システムを通して不当に得た資金を出どころを隠す行為は、当然ながら違法行為であり、オンラインカジノの禁止行為です。オンラインカジノでは高額な資金を扱う特性から、マネーロンダリングの標的として狙われやすくなっており、その分運営側の監視も強化されています。

オンラインカジノゲームにおける禁止行為

続いては、オンラインカジノゲームをプレイする際に違反とされる禁止行為について解説します。

AIや外部のソフトウェアを使って利益目的でプレイする

オンラインカジノゲームでは、利用規約で外部ソフトや自動ツールなどを使用することは禁止している場合があります。

近年ではAIによるサービスが多様化していますが、人工知能(AI)や機械学習(ML)を用いてオンラインカジノをプレイするプレイヤーまで出てきており、オンラインカジノ業界でも注目されています。

人工知能(AI)や機械学習(ML)では、最先端の技術によってコンピューターが私達のように学習したり考えたりすることができます。技術の発達によって、過去の膨大なデータからパターンを識別した上で今後起こりうる可能性を予測し、もっとも適切と考える決定を下す機能を持ちます。

オンラインカジノゲームには、スロットのような運頼みのゲームと、一部のテーブルカジノゲームのような技術やスキルに左右されるゲームの2種類があります。

特に、オンラインカジノの攻略法が有効なカジノゲームや、ポーカーやブラックジャックなどプレイヤーの経験値やスキルが重要なカジノゲームではAIが勝利する可能性がオンカジプレイヤーと同等、もしくは人間以上に高くなると言われています。

これらの機能の利用が禁止行為とみなされるかどうかは、現状各オンラインカジノ側の裁量にもよりますが、AIや外部の自動ツールなどを利用してベットする行為を利用規約で禁止しているオンラインカジノは多くなってきている印象です。

一部のプレイヤー達は、このAIの持つ機能を利用することで、オンラインカジノでも勝ちやすくなるのかという議論を交わしていますが、オンラインカジノ側もプレイヤーによるAI機能や自動ツールの利用は認識しており、対策をとっているので利用には注意が必要です。利用が疑われた場合、出金が保留され審査時間も延長されます。

ボーナススタッキングする

ボーナススタッキングとは、複数のボーナスを同時に使用する行為のことで、オンラインカジノでは定番の禁止行為のひとつです。

プレイヤーにとって魅力的なプレイ環境を提供できるように、オンラインカジノでは様々な種類のボーナスをオファーしています。ボーナスの種類が多いオンラインカジノではプレイヤーも日々多様なボーナスを活用しています。

しかし、複数のボーナスを同時に利用することで有利にゲームをプレイして勝利金を得る行為は禁止されているので、発覚すると勝利金は没収されてしまいます。ボーナスは同時にオファーされていてもひとつずつ利用していきましょう。

オポジットベットなど複数の結果に賭ける（ルーレット・バカラ）

オンラインカジノの禁止行為において、オポジットベットも必ずと言っていいほどどのサイトの利用規約にも記載されている禁止行為です。

オポジットベットとは、両張りとも呼ばれている違反行為で、ルーレットやバカラゲームといった、二者択一の賭け方ができるカジノゲームで不正のために利用するオンラインカジノの違反行為です。

例えば、ルーレットの赤か黒かを当てる賭け方や、バカラのプレイヤーまたはバンカーにベットする賭け方では二者択一の賭け方となるため、両方を選ぶことで外れることはありませんが、オポジットベットをしても、結果は必ず引き分けか負けとなります。

ルーレットの場合、赤と黒両方に同じ金額を賭けたとしても、収支は±0です。

バカラの場合、プレイヤーとバンカーに同額を賭けた場合は、プレイヤーが勝てば±0バンカーが勝つと手数料の分損失が発生します。

このように、同額賭けるオポジットベットの場合、プレイヤーが勝つことはできないことが分かりますが、なぜオポジットベットがオンラインカジノの違反行為となっているのでしょうか？

必ず引き分または負けとなるオポジットベットを使った賭け方はオンラインカジノ側が儲かる仕組みのため、わざわざ禁止する必要が無いようにも思えます。

しかしこの仕組みは以下の様な悪用目的で使えてしまう理由から、オンラインカジノで禁止行為にする必要があります。

ボーナスの賭け条件をクリアするため

オンラインカジノボーナスは、利用することでプレイヤーが有利にプレイすることができます。しかし、ご存じの通り、ボーナスには賭け条件をクリアできないと出金が出来ない制約がかけられており、賭け条件は自己資金でのベットより厳しく設定されている場合がほとんどです。

この厳しい賭け条件のもと、ボーナスや資金をできるだけ減らさないように賭けるためにオポジットベットを行うケースがあります。

オンカジ初心者でベットへの知識があまりなく、その気がなくても両方に賭けていたということもあり得るので気をつけるようにしましょう。

悪用目的で誰かと共謀するため

オポジットベットは、2人のプレイヤーが共謀して行うケースもあります。例えば、同じライブカジノゲームのルーレットやバカラのテーブル内で、共謀している2人がそれぞれ一方の賭け対象に同じ額を賭けた場合、2人の間でオポジットベットと同じ結果が得ることができます。

キャッシュバックやリベートボーナスの不正取得や、アフィリエイトの利益を操作するといった悪用にもつながるため、共謀してオポジットベットを利用することもオンラインカジノの違反行為として定めています。

マネーロンダリングをするため

オンラインカジノが最もオポジットベットを懸念している理由が、オポジットベットによるマネーロンダリングへの加担です。上述したようなマネーロンダリング目的にオポジットベットが利用され出金されてしまうと、例えばバカラであれば確実に99%以上のお金がマネーロンダリングに成功してしまいます。

利用規約で制限されている攻略法を利用する

オンラインカジノの利用規約では、マーチンゲール法やココモ法、カードカウンティングなどの必勝法や攻略法といったシステムベットが禁止とされているサイトも存在します。実践する前に規約を必ず確認しましょう。

その他の禁止行為

その他にも、オンラインカジノの違反行為には、以下のような項目が挙げられます。

チャットやメールなどで運営に暴言や侮蔑的な態度をとる

オンラインカジノにおけるトラブルや不具合の解決のためにサポートチームに連絡することもあるかと思いますが、サポートチームスタッフに暴言を吐いたり、相手が不快になるような発言をすることは禁止されています。相手の立場や気持ちを考えたコミュニケケーションを心掛けましょう。

許可なくアフィリエイトなど営利目的の活動を行う

カジノサイトではアフィリエイターが同じサイト内で個人のアカウントを作り、プレイヤーとしてプレイすることを違反行為としています。

例えば、YouTubeの配信者となって自分のサイトに誘導し、アフィリエイトリンクを貼って登録してもらい、利益を得るという手法は、オンラインカジノでプレイして利益を得ながらアフィリエイト活動も行っているのでオンラインカジノの違反行為につながる可能性があります。

オンラインカジノで禁止行為を行った場合のリスク

オンラインカジノの規約違反や禁止行為が確認された場合、運営側はプレイヤーが行った違反行為の度合いによって処分を下します。実際にどういったものがあるのかを把握しておきましょう。

出金できなくなる

オンラインカジノでの禁止行為や違反行為が発覚した場合は出金拒否をされてしまいます。また、オンラインカジノの出金制限は以下のような違反行為でない理由でも起こり得ます。

• ボーナス条件を達成していない出金申請
• 本人確認書類（KYC）の未提出

出金拒否のケースでは出金できない理由を運営側から通知されるので、違反行為でない理由で出金できない場合はサポートに相談して解決策を見つけましょう。条件を満たす事で出金してもらえる可能性もあります。

資金の没収

勝利金の没収は、自動ツールや第三者との共謀、攻略法の利用など重大な違反行為が該当します。主にプレイヤーが利用規約を守らず（知らずに）プレイをし、起きるケースがほとんどです。資金没収理由にもよりますが、納得のいかない場合はサポートスタッフに連絡してみましょう。

アカウントが凍結される

アカウント凍結とは、一時的にサイトの利用ができなくなってしまうことを指します。

該当するケースには、サポートへの誹謗中傷や悪質行為が疑われた場合などが挙げられます。凍結期間は規約違反の内容によって変わり、数日から数カ月とオンラインカジノ側の判断や裁量によっても異なります。

しかし、思い当たる点も無く、プレイヤーに落ち度が無くとも誤解や疑惑によって一時的に凍結されることもあり得ます。その場合はサポートに連絡を取ってみましょう。

また、アカウント凍結解除後は以前と同様にプレイすることが可能です。

まとめ

いかがでしたか？オンラインカジノの禁止行為や違反行為はプレイヤーからしてみると違反行為をとは思っていないことも該当します。

アカウントの凍結や出金拒否、資金の没収など、最悪の場合、知らなかったでは済まされない場合もあります。

利用規約をよく理解してからオンラインカジノを利用し、未然にトラブルを防ぐようにしましょう。

よくある質問